あなたの借入金を一本にまとめてラクになりませんか?
複数のカードローン会社から借り入れをしている場合、そのまま放っておきますと重大な失敗に繋がる危険性があります。早めに対策を検討しなければなりません。その対策のひとつが借り入れ先をまとめて一本化してしまういわゆる「おまとめローン」です。
◆いつの間にか増えていく借り入れ先
最初は誰でも、ひとつのカードローン会社から借り入れが始まると思います。しかし借り入れをする前にきちんとした返済計画を立てていなかった場合、じょじょに月々の返済が困難となり、他のローン会社へ借り入れに向かうことになります。そしてその借り入れ金を使って最初のローン会社の返済に回します。このようにドンドン借り入れ先が増えていくと、いとも簡単にいわゆる自転車操業となってしまうことでしょう。
◆返済が滞納すると信用に傷がつく
何も対策をしないまま自転車操業を繰り返していきますと、返済金は自動的にドンドン雪だるま式に増えていきます。そしてとうとう返済が困難となり滞納してしまいますと、その情報は個人信用情報機関に記録されてしまいます。この個人信用情報機関に延滞の記録をされてしまいますと、信用度に傷がつき次の融資の審査時に通らなくなってしまうでしょう。
ですから返済が困難になってきましたら、滞納をしてしまう前に必ず何らかの対策を検討しなければなりません。次の融資が受けれなくなってしまっては、借り入れ先をひとつにまとめる「おまとめローン」も不可能となってしまいます。
◆まとめる前に慎重に考える
基本、借り入れ先を一本化する先は今までのところよりも低金利のところを選ぶのが必須となります。消費者金融や信販会社よりも銀行カードローンが低金利ですのでおまとめローン先としてオススメです。
しかし、安易に一本化することが必ずしも最善の策とは限りません。一本にまとめた場合の返済シミュレーションをして、自分にとって本当にメリットがあるかどうか慎重に判断しましょう。
◆ひとつにまとめるメリット
どなたにでも言える一本化にするメリットは返済日と返済額がひとつになるということです。複数のカードローン会社から借り入れをしていた時は、それぞれの会社の支払い日に合わせて週に何度も返済に出向かなければなりませんでした。返済金もその都度、用意しなければなりませんので、まるで一日ごとに休む間もなくずっと返済に追われている錯覚に陥ってしまいます。
また複数のカードローン会社から借り入れをしているということはいわゆる多重債務者です。自分が多重債務者なのだという気持ちは社会に対してとても後ろめたいものであり、精神的にもよくありません。借り入れ先をひとつにまとめることによってこれらの負担が軽くなることは間違いないでしょう。
◆返済計画を立て完済を目指す
借り入れ先を上手にひとつにまとめて返済額を減らすことに成功しましたら、今度はしっかりと完済に向けて努力をしなければなりません。おまとめローンも借金は借金なのです。決して返済がラクになったからといって油断してはいけません。
まずはもう一度、返済計画をしっかりと立てなおしてみてください。
それを怠ったために複数のカードローン会社から借りるハメになってしまったのですから同じことを繰り返していてはまた失敗をしてしまいます。借金体質というは一度そのクセがついてしまいますとなかなか治すことが難しくなるものです。
できればひとりで抱え込まずに誰か信頼できる人に相談をしましょう。随時アドバイスを聞くということは自分を客観的に見ることができますので独りよがりな借金体質を改善するのにはオススメな手段です。