いくらまで借り入れできるの?気になる利用可能な限度額
キャッシングを申し込む時に気になるのが「いくらまで借りることができるのか?」ですよね。
各カードローン会社ごとに利用限度額は決まっていますが、実際に借りる場合には申し込み人それぞれの利用実績や信用度によって限度額を決められます。初めて利用する場合はほとんどの方が50万円前後でしょう。もっと多く借りたければ利用実績や信用を上げなくては増額はできませんがその前に知っておかなければならないのが総量規制です。
◆総量規制とは
「年収の3分の1以上の借り入れはできない」という2010年に施行されたばかりのまだ比較的新しい法律です。目的は貸金業者からの過剰な借り入れで多重債務者が増加したことによる対策として施行されました。たとえば100万円借り入れをしたければ年収300万円でなければいけません。
◆消費者金融カードローンはどうか
消費者金融カードローンはこの総量規制の対象となります。ですから自分の利用限度額をあげるために優良な利用実績で信用を得て増額をしていっても自分の年収の3分の1の金額で頭打ちとなってしまいます。また専業主婦の方や学生などパートもアルバイトもしてなくて収入が全くない方は1円も借りることができません。
◆クレジットカードはどうか
消費者金融のカードローンは何となく悪いイメージがあるのか大半の人はクレジットカードを利用してキャッシングをしているのではないでしょうか?クレジットカードでしたらたいてい一枚は誰でも作っているものですし、また消費者金融のカードローンのように審査などありませんから気軽に借りることができます。
ではクレジットカードは総量規制の対象となるのでしょうか?クレジットカードには一般的にキャッシング枠とショッピング枠があります。総量規制はショッピング枠にはかかりませんが、キャッシング枠は対象となります。ですから年収の3分の1以上のキャッシングは不可能となりました。
そもそもクレジットカードは何となくクリーンなイメージがありますが実は金利もそんなに低くないですし返済方法も支払い期間が無駄に長く損をするリボ払いが主です。
◆銀行カードローンはどうか
銀行カードローンは総量規制の対象外となりますので専業主婦の方など収入が全くなくても借り入れをすることができます。また消費者金融のカードローンやクレジットカードに比べて低金利ですし、最近では即日融資のサービスを行うところも出てきました。
その利便性から、高金利である消費者金融からの借り換えや、複数の借り入れをまとめて一本化するために利用される方も増えています。また利用限度額も消費者金融が50万円から収入証明書が必要なのにたいして銀行カードローンは100万円まで収入証明書は不要です。デメリットとしては申し込みの審査が消費者金融に比べて厳しめだということでしょう。
◆総量規制にかからない例外
例外として総量規制にかからない場合もあります。マイホームやクルマを買う時のローン、突然の医療費、借り換えや借り入れを一本にする場合など生活する上での多額の出費、重大な使用目的の費用には例外として総量規制が外れ借り入れができる可能性があります。
このように総量規制に伴うキャッシングの利用限度額についてみてきましたが、やはりトータル的に一番のオススメは銀行カードローンでしょう。消費者金融は派手な宣伝で私たちの認知度を高めていますので人気もあります。しかし利用限度額が少ない消費者金融会社から数社に重複して借りるよりは最初から銀行カードローン一枚にした方が良いでしょう。クレジットカードでキャッシング枠をよく利用する方にもオススメです。