圧倒的人気!銀行系カードローンに魅力を感じる理由

今、銀行系のカードローンが人気を集めています。「銀行系」とは何なのか。また、なぜ人気を集めているのかについて、ちょっと考えてみましょう。

・「銀行系」とは?
ここ数年で頻繁に使われるようになった「銀行系」という言葉。似たようなもので「銀行グループ」という言葉も使われるようになりましたが、その具体的な内容はどんなものなのでしょう。

「銀行系」と「それ以外」の違いについて。「銀行系」は「銀行・信用金庫・農協や漁協・ゆうちょ」などの『金融機関』を指します。また、「それ以外」は「消費者金融・信販会社・ローン会社」などの『ノンバンク』と呼ばれる業界、企業になります。消費者金融会社で『○○銀行グループ』と銘打った広告を目にしますが、それは「銀行系」ではありません。銀行のグループである「消費者金融会社」だということを区別して覚えましょう。

・「銀行系」が人気を集める理由
さて、では、「銀行系」と「それ以外」では何が違って、どうして「銀行系」に人気が集まるのでしょうか?そこには、これまでの経緯やイメージ、ターゲットになる層や法的な規制による制約などが関係してきます。

(1)これまでの経緯やイメージ
消費者金融と銀行。それぞれのイメージを比較したとき、どちらが安心できるかと聞かたら、なんと答えますか?消費者金融とて決して悪い業者ではありません。しかし、不良顧客に対する過剰な取立てでイメージを悪くしてしまった感は今でも拭いきれていないでしょう。やはり安心して借りれるのは銀行系と答えられるのも止む無しといったところです。さらに、元からあった、「銀行の方が金利が低い」というイメージもあるでしょう。

(2)ターゲットになる層
消費者金融などの「銀行系以外」が行う経営などについて決められている法律(貸金業法)によって、収入のない申込者は対象外とした業者が圧倒的に増えました。主に専業主婦がこの層に当てはまるため、配偶者の収入があればOKとしている「銀行系」にその層が流れ込んだことも理由のひとつでしょう。

(3)法的な規制
(2)同様、「銀行系以外」では(個人の年収×1/3)が融資限度額の上限になっています。一方で「銀行系」はその制約を受けません。つまり、借りるなら規制のない銀行系から借りる方が、審査も通りやすいのではないか、と判断する消費者が増えたと考えられます。

このように、「銀行系」には有利となる諸条件が、人気の理由となって表れたといえます。だからといって、「銀行系以外」が良くないわけではありません。スピード感や事業規模など、有利な点も沢山ありますから、その点はお間違えのないように。

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