情報の利用は客観的に!借金の口コミは感情部分に流されないこと
フリーローン(キャッシングやカードローン)を利用するとき、どこに申し込むかを決める重要な要素に「口コミ」があります。友人知人からの評判からインターネットに投稿されている多くの口コミを参考にする人が多いわけですが、この情報はどこまでを信じていいものなのでしょうか?
・借りれるの?借りれないの?
同じ会社に対する口コミでも、「他社合計で何十万とあったのに借りれました」という書き込みがあったかと思えば、「他からの借り入れがないのになぜか否決された」と疑問を投げかける投稿もあり、果たしてどれを信じたらいいのか、逆に悩んでしまったりすることも。情報収集がかえってアダになって悩んでしまうのは避けたいところです。
・借りれた人は好意的に、借りれなかった人は攻撃的に書き込みをする傾向がある
「おかげさまで借りれました」とか「まさか私でも借りれるとは」といった好意的な書き込みは、その会社に対する感謝であったり良さを伝えたいというプラス方向の書き込みが多くなります。逆に、「なんで借りれないのかわからない」「否決された、ここはダメ。」といった書き込みは、個人の状況がすべて書かれていない中での「否決されて気分が悪い」という内容に偏る傾向があります。
・良い書き込み、悪い書き込み、それぞれどこをピックアップして考えるか
では、良い書き込みが正しくて、悪い書き込みはただの恨み節かというとそうではありません。それぞれに考えるべきポイントを掴むことで、有意義な情報となるのです。良い書き込みで注目すべきは、マイナスポイントを上回るだけのプラスポイントがあったからでは?と考えましょう。他社からの借り入れがあっても、延滞がないことや勤務歴が長いことなどは信用の面で強力なプラス面になります。ご自分の状況と照らし合わせて、口コミ人と似たような信用があるかどうか、考えることが求められます。
一方、悪い書き込みは「自分は借りれると思ったのに!」という中に、延滞などで信用にキズはついていなかったのかを考えるきっかけになります。その会社では、いくら他社からの借り入れがなかったとしても、過去に延滞などをしている人には厳しいんだな、という判断材料にすることができます。ただ「ダメダメ!」ではなく「なぜこの人は否決されたんだろう」と想像をしてみることが求められます。
口コミの中にある「感情論」を切り捨てて、その会社が審査でどこにウェイトを置いているのか判断すること。これが口コミの効果的な利用方法です。感情に流されず、冷静に状況分析できるようにじっくり考えましょう。