借金は信用で成り立っている!期限までに払えないとわかったら…
一般的に、カードローンやクレジットカードなどローンは、毎月の返済日(日付)が決まっていたり、返済から返済までの期間が30日以上設定されていたりしているので、給料日に合わせて返済をすることができるようになっています。しかし、中にはお勤め先の都合などで給料日が遅れたり、個人事業をされている方であれば、取引先からの入金が返済期日より後になる、といったこともありえますよね。そのようなイレギュラーで返済が遅れることになるとき、必ずやっておきたいのが『遅れます』の連絡と『何日になったら払えます』の約束。「別に遅れたっていいじゃん。ちゃんと返すんだから。」では済まされないのは契約としてもマナーとしても当たり前なのですが、では、なぜすっぽかしてはいけないのでしょう?
・1日でも遅れたらほぼ100%督促が来る
「別にジャンジャン電話してきていいよ」という方はいいのですが、やはり借入先からの電話、特に自宅や勤め先への電話を嫌う方も多くいらっしゃいます。督促は本人が確実に出る順番でかけられていきますから、携帯→自宅→勤務先と、連絡先が進んでいくこともあります。こちら側は「いいじゃん1日くらい」と思っていても、貸す側にしてみれば、「げっ!まさか踏み倒される!?」と思って手を打つものです。借りている人全員がきちんと返済をする業界ではありませんから、「1日くらい」どころか、「延滞が始まった!」と危険視されるのは当たり前なのです。
・『いつ返せるか』をしっかり伝え、それを守る
では、事前に「返せません」と伝えればいいのかというと、そうではありません。「返せないけど、いつなら返せるか」を貸し手は知りたいものです。適当に「明日払います」とか「あさってなら大丈夫です」というのではなく、理由とあわせていつまでに返済できるかを誠意をもって伝えるように心がけましょう。
・悪質と判断されれば信用にキズがつく
延滞の日数や対処によっては、貸し手が「事故情報」として延滞の事実を信用情報機関へ登録することもあります。これは他の業者が審査などに利用する情報となりますから、信用に大きなキズを自分でつけてしまうことにならないよう、誠実に連絡をしておくことが大切になってきます。
基本はあくまでも返済期日を守ることです。しかし、どうしても返せないときには謝罪と約束を真心を込めて行うようにしましょう。相手にマイナスイメージを持たれたら、いいことは何一つないのですから。