タイヤやナビは車と一緒に購入すれば低金利ローンでおトク!
クルマは車両本体以外にも寒冷地でしたらスタッドレスタイヤが必要となります。またカーステレオやカーナビゲーションやETCなど付けておきたいカーアクセサリーは意外とたくさんあるものです。
それらをカー用品専門店で購入してローンを組んでもいいのですが、クルマを購入する時に自動車ローンの中に一緒に組みこんでしまえばかなりおトクになります。まずはその自動車ローンについてみていきましょう。
◆自動車ローンとは
自動車ローンとはその名の通り、クルマを購入するために組むローンのことです。利用目的がクルマだということだけで他のローンとは何も違いはありません。新車で何百万円もするクルマを一括で支払える方はあまりいないですよね。ほとんどの方が自動車ローンのお世話になると思います。クルマは高い買い物ですからせめて少しでも低金利のところから自動車ローンは組みたいですよね。
◆自動車ローンの金利は割と低金利
自動車ローンは大きく分けて「ローン」と「クレジット」の2つに別れます。
低金利なのは銀行などで組める「ローン」の方です。しかもクレジットの方ではクルマの所有権が信販会社に渡ってしまうのに対して、銀行で組んだ自動車ローンの場合は所有権は持ち主のものとなります。つまり所有権のあるクルマが担保の代わりとなりますので銀行のローン金利は低くめにすることができるわけです。
しかし銀行の自動車ローンにもデメリットがあります。それは審査が厳しいということです。たとえば他の借り入れなどで延滞履歴などが見つかれば審査に通らないこともあります。それに比べてクレジットは金利は高いのですが審査が甘いという点がメリットとなります。
ですがやはり銀行の自動車ローンが組めるように、複数の消費者金融で借り入れをしている場合は一本にまとめたり、完済をしたりして事前に整理をしておきましょう。
◆カー用品のローン金利は意外と高金利
自動車ローンを組んで晴れて新車を手にいれた後、カー用品店でスタッドレスタイヤやカーナビゲーションなどを購入してローンを組んだ時、金利の高さに驚かれるかもしれません。自動車ローンは平均10%以下の金利ですが、タイヤやカーナビゲーションなどのカー用品を単独で購入してローンで組むと10%以上の金利になってしまいます。
◆絶対買わなければならない物は最初から付ける
寒冷地に住んでおられる方でしたら冬になると必ずスタッドレスタイヤが必要となります。たとえクルマの購入が春や夏であっても一緒に購入しておきましょう。新車や中古車を購入する場合、値切るのは通常ですが、最後の決め手として「スタッドレスタイヤをおまけしてくれたら買いますよ!」とお願いしてみましょう。
ホントにおまけしてくれるディーラーもけっこうありますし、またそうでなくても定価で買うよりも安く付けてもらえると思います。
◆他のカー用品も取り付けてしまう
カーナビゲーションやカーステレオ、スピーカーなどを後で付ける予定でしたらクルマの購入時に一緒に付けてもらいましょう。とくに10万円以上するカーナビゲーションなどローンを組んで購入する予定のものはクルマと一緒に最初から取り付けてしまいましょう。
このように後で購入する予定のスタッドレスタイヤやカーナビゲーションはクルマの購入時に一緒に付けて自動車ローンの中に組み込んでしまいましょう。
しかし一つ欠点があります。それはディーラー側が用意しているカーナビゲーションやカーステレオはあまり種類がないということです。やはりカー用品店の方が種類は豊富ですし、機種などにこだわりたい方は後付けした方がいい場合もあります。