知っておこう!キャッシングの金利計算方法!

お金を借りる時のレンタル料として必ず払わなければならないのが利息です。これはそれぞれの銀行や信販会社、消費者金融会社によって異なりますので借り入れをする前にはしっかりと比較する必要があります。返済シミュレーションを利用するのも良いのですが、簡単な計算方法なのでいつでも利息が割り出せるように覚えてしまいましょう。

◆利息の計算方法

利息の計算は借り入れ金額と金利そして利用日数(返済期間)によって決まります。

借り入れ金額×金利÷365日×返済日数=利息

例えば50万円を金利18%で30日間借りた場合の利息は

50万円×0.18÷365日×30=7397円が利息となります。月に1万3000円返したとしますと、この利息分7397円を引いた5603円が元金の返済にあてられます。これで元金の残高は49万4397円となりました。

次の1ヵ月にかかる利息は49万4397円×0.18÷365×30=7314円となります。こうして50万円をすべて返済するのに58ヶ月。支払い総額は75万1057円で、元金の50万円を引くと、利息分は25万1057円にもなります。

◆計算方式からわかること
このように利息を自分で計算してみるとよくわかることは

1.金利が高いほど元金の返済にあてられる金額は減り、低いほど元金の返済にあてられる金額は増える。

2.毎月の返済額が少ないほど利息の支払い額は増え、返済期間も延びる。

つまり少しでも低金利のところから借り入れ、毎月の支払い額を多く、また短い期間で返済することが利息の支払いを少しでも減らす方法となります。必ずローンを組む時は毎月の支払い額ではなく、利息をふくめた支払い総額を確認して判断するようにしましょう。

◆低金利なのはどこ?
低金利で借りるのが一番良いのはわかりましたが、ではどこが一番低金利なのでしょうか。カードローン会社は消費者金融系、信販会社系、銀行とありますが、やはり一番低金利なのは銀行です。

今まで即日融資の消費者金融系にスピーディさの面では負けていた銀行ですが最近では即日融資をしてくれるところも出てきました。低金利で融資のスピードも速ければ銀行を選ばない手はないでしょう。しかし審査が消費者金融よりも厳しめだということは考慮しておく必要があります。

銀行ではカードローンとフリーローンがあります。どちらも使用目的を選ばずに借りることができるローンですが大きな違いがあります。

カードローンは利用限度額の範囲内でしたら何度でも返済と融資を繰り返すことが可能です。それに対してフリーローンの方は最初に一括で借り入れ金を受け取りますと、あとは毎月コツコツと返済をしていくのみでカードローンのように追加融資はできません。

自由性があるのはカードローンの方でしょう。しかし、しっかりとした自己管理の元で利用しなければ簡単に借りすぎとなる危険性があります。それに比べ追加融資が受けれないフリーローンですが返済計画をきちんと立てれますので個人的にはあえてこちらの方をオススメしたいです。

◆クレジットカードの金利は意外と高い
クレジットカードでのキャッシングは銀行や消費者金融のように審査もありませんし気軽に利用することができます。しかし実はクレジットカードのキャッシング枠の金利は消費者金融と同じか、むしろ高めです。よくキャッシングを頻繁に利用する方はクレジットカードは使わず、銀行のカードローンを一枚作っておく方が良いと思います。

借り入れする時は利息という負担額がどのくらいいるのかを常に考えるようにしましょう。賢い消費者とはデメリットを知った上で上手に使いこなす人のことです。

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